Column

ディレクター梅本氏「ライフスタイルの一部としての服を提案したい」

こんにちは、ファッションエディターの小林 文と申します。ディレクター梅本さんと初めてお会いしたのは今からちょうど二年前、ブランドデビューの展示会。物腰やわらか、上品な雰囲気でありつつ、芯のある梅本さんのお人柄がアーセンスの服とリンクしていて、すっかり虜になりました。

今回は、唯一のリアル店舗であるルミネ新宿店が2/12(金)にリニューアルオープンしたことを記念し、ディレクター・梅本愛子さんへのインタビュー&ショップクルーズをお届けします!

小林:この度はリニューアルオープン、おめでとうございます! 前回のLUMINE2での店舗も開放的で気持ちがよかったですが、こちらはますます素敵ですね!  なんというか、ワクワクする仕掛けが散りばめられていて。

梅本:ありがとうございます。アーセンスは、シンプルでクリーンな服をコンセプトとしているのですが、同時に古くていいものも大切にしています。例えば、ピンクやイエローなど、春色のシルク混ニットやワンピースがありつつ、その横に古着のリーバイスや1940年〜70年代ごろのヨーロッパのヴィンテージアクセサリーも並べて。新しいものと古いもの、クリーンなものと無骨なもの。一見相反するものをミックスすることで、奥行きのある着こなしを提案しているんです。

小林: なるほど〜。たしかに、いい意味で統一されすぎていないから、じっくり見てまわりたくなります。ディスプレイを拝見しても、ミックス感がありますよね。服はきれいめだけれど、メンズっぽい雰囲気も感じますし。

梅本:そうなんです。北欧家具にモロッコのベニワレンのラグ、植物は可憐な花ではなく、サボテンなどのドライなグリーンで力強さを出しています。

小林:国も年代もミックスしているから、ワクワクする空間なんですね。

小林:そういえば、入り口の展示も目をひきますよね。

梅本:ありがとうございます。お店の“顔”となる入り口の柱は、標本箱をイメージしたアクセサリーで飾りました。アートミュージアムの絵のような見え方になれば、と。

小林:思わず立ち止まって眺めてしまいました。それと、入り口の一番手前のテーブルもバラエティ豊か!

梅本:はい。洋服をライフスタイルの一部として捉えて、このような展示にしました。東洋医学に基づいたマッサージオイルを置いたり、今シーズンの残反で作ったマスクケースをノベルティとしてお配りしたり…。今後は、作家さんの器を置く計画もしています。

小林:素敵ですね。最後に私、このシルク混アンサンブルニット、試着してもいいですか(笑)? 個人的には、リアル店舗でのショッピングの楽しみは“試着できること!”と思っておりまして。アーセンスさんの試着室は広々としているし、木の温もりを感じて、すごく気分がいい! ついつい、たくさん試着してしまいそうです!

梅本:ありがとうございます。オンラインショッピングももちろん楽しいですが、新宿にお越しの際は、ぜひふらっと立ち寄っていただけたらうれしいですね。スタッフ一同、お待ちしております!

【Shop Information】
東京都新宿区西新宿1丁目1-5 ルミネ新宿 LUMINE1 4F
11:00-20:00

【Profile】
梅本愛子/アーセンス ディレクター
2009年 株式会社 デイトナ・インターナショナルに新卒で入社。「FREAK’S STORE」の店舗勤務を経てバイヤーやブランドディレクターなどを経験。2020年春、自らがディレクションするブランド「Aresense」をスタート。一児の母。

【Profile】
小林 文/エディター
1985年愛知県名古屋市生まれ。大学卒業後上京し、約5年半、人材系企業に営業職として勤務。28歳でエディターを志し、転身。現在はフリーランスのファッションエディターとして小学館『Oggi』、講談社『mi-mollet』などで活動中。またアパレルブランドとの商品開発、トークイベント、コラム執筆も担当。Instagram@kobayashi_bunでは日々リアルなコーディネートを更新中。